The end of exhibition

 


昨日、無事に「ひこね銀ぶらアート」と「TAKAHASHI PARTY」が
終了致しました。沢山の方々にお越し頂き、誠に有り難うございました。
今回はメイン会場の廃墟ビルの展示とギャラリーコジマでの個展をさせて
頂き、大変ではありましたがやったった感は充分にあり満足しています。
イベント的にもワークショップなど地元の方々に楽しんでもらえた様で
良かったです。
表面的には成功とは言える様ですが内面ではあまり良いものでは
無かったのかと疑問が残ります。イベントの趣旨とは相違しますが
作品そのものや展示の見せ方などもっとレベルの高い意識を持って
挑む事が必要ではないかと思います。
以前から考えている「アート」と「芸術」の違いを再び思い起こさせました。
持論である人の為である「アート」と自分の為である「芸術」。
作家である以上、他より新しいもの、良いものを創り、見せつける精神は
作り手として必要です。あくまで今回のイベント趣旨とは相違します。


話は変わり月末より地元でのグループ展に参加させて頂きますが、
今回のイベントで今年の大きい展示は終了します。
今年残りの日々はご依頼頂いている念願の襖絵の制作に
ゆっくり取りかかります。乞うご期待。僕も期待。
今年から描き始めている「catch」シリーズ。
技法が水墨画から日本画に変わり、制作も新鮮です。
来年も更に突き詰めて、良い作品を制作したいです。